飲み会や宴会の挨拶はどうする? 幹事必見の挨拶別のコツや例文を紹介
飲み会では幹事が司会者となって挨拶するシーンがあります。
はじまりの挨拶や乾杯など、それぞれ「どんな挨拶をすればよいか分からない」と不安に思う幹事さんもいるかもしれません。
今回の記事では、飲み会における挨拶の知識や例文をご紹介します。
挨拶の段取りを押さえて、スムーズな進行を目指しましょう。
目次
飲み会の幹事が押さえるべき挨拶
幹事を任されたら、飲み会当日の司会進行のことも考えなくてはなりません。
特に挨拶は飲み会を盛り上げたり、みんなの気持ちを一つにしたりと全体の雰囲気を引き締める、大切な場面です。
まずはどんな挨拶があるかを知って、当日の進行をスムーズにするためにも飲み会全体の基本的な流れをキチンと把握しておきましょう。
飲み会で行う挨拶の種類は以下になります。
挨拶の種類 | 適任者 |
---|---|
開宴の挨拶 | 司会者(幹事) |
はじめの挨拶 | 一番役職の高い方 |
乾杯の挨拶 | 三番目に役職の高い方など |
締めの挨拶 | 司会者(幹事) |
カジュアルな飲み会では幹事がそのまま司会者として挨拶を行うこともありますが、会社の忘年会や新年会、歓送迎会などの宴会では挨拶ごとに人が変わります。
上の表からも分かるように、挨拶は誰がしても言い訳ではなく、それぞれ適任者がいます。
幹事から挨拶の依頼をする場合は、なるべく早めに声をかけるようにしましょう。
また、新年会や忘年会などの挨拶におけるポイントなどは、過去の記事でも紹介しています。
ぜひ今回の記事とあわせて参考にしてみてください。
●関連記事:「幹事さん必見!知っておきたい忘年会や新年会などの宴会の挨拶の種類と重要ポイント」
飲み会を盛り上げる幹事の挨拶のコツ
挨拶は飲み会や宴会にメリハリが生まれるので、これも幹事の腕の見せどころとなります。
飲み会の合間に挨拶があることで、時には緊張感から和やかなムードとなったり、場の雰囲気が締まったり。
ここではそんな飲み会における挨拶についてのコツをいくつかご紹介します。
要点をきっちり押さえて事前に挨拶を用意しておけば、当日は戸惑うこともなく進行ができるでしょう。
幹事らしく堂々とした挨拶で、飲み会を盛り上げましょう。
長くだらだらと話さない
会話も弾み、盛り上がっているところに挨拶で長い時間を取ってしまうのはNG。
その場の雰囲気が壊してしまわないように、話を完結にまとめて伝えるようにしましょう。
あまりだらだらと話が続いてしまうと、参加者のなかには「いつ終わるのだろう?」「早く料理が食べたいのに…」と感じる人も。せっかくの飲み会が盛下がってしまいます。
幹事以外の人に依頼する時も、挨拶が長くならないように「5分以内にお願いします」と事前に伝えておくと安心です。
元気にテンポよく
飲み会では参加者のみんなへ声が届くように、大きな声で分かりやすくはきはきと話すのが大切です。明るく元気な方が見ている方も気持ちがいいもの。
挨拶をすることによって参加者も「あ、そろそろ開宴だな」「次は乾杯か」と理解します。
飲み会の流れに区切りをつける要素でもあるので、テンポよくいきましょう。
雰囲気に合ったトークで繋ぐ
飲み会がどんな会であるのかを踏まえて、挨拶もその場の雰囲気にふさわしいものを考えましょう。
忘年会であれば「この1年間、お疲れさまでした!」と労いの言葉を入れるなど、難しく考えず表面的な言葉選びでOKです。
挨拶は場を盛り上げる役目も担っているので、その場その場に合わせた挨拶を忘れないようにしてください。
定型文に頼ってもOK
挨拶が苦手な人は、飲み会で人から注目を浴びるだけで緊張してつい早口になってしまうことも。
「何を話したらよいか分からない」という場合は、挨拶の定型文を織り交ぜても大丈夫です。
ある程度話すことが決まっていれば、不安な気持ちも和らいでリラックスして臨むことができます。
挨拶の内容などは、あらかじめ準備しておきましょう。
飲み会の幹事が使える挨拶例文
飲み会で幹事が行う挨拶の順番や挨拶のコツなどをご紹介しましたが、ここでは挨拶の例文をご紹介します。
事前に話すことを決めておいて、不安な人は飲み会の前に練習しておくと安心です。
飲み会幹事の挨拶例文1:開宴の挨拶
開宴の言葉として、今日はどんな会なのか簡単な説明と、自己紹介をします。
みんさんが参加してくれたことへの感謝の気持ちも、忘れずに伝えましょう。
本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。ただいまより、〇〇の会を始めさせていただきます。 本日の幹事及び司会進行を務めさせていただきます、××部の△△と申します。不慣れな点があるかもしれませんが、みなさんと最後まで盛り上がって参りたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします! |
飲み会幹事の挨拶例文2:はじめの挨拶
はじめの挨拶をお願いした場合は、その人を紹介してはじめの挨拶をします。
特に依頼していない時は、開宴の挨拶の流れでそのまま幹事(司会者)がはじめの挨拶を行いましょう。
(忘年会の場合) 業界全体が厳しい状況のなか、今年もなんとか我が社のサービス業績を上げることができました。この1年間、おつかれさまでした。 今晩は今年のがんばりをたたえ合い、みなさんで楽しく飲みましょう! |
飲み会幹事の挨拶例文3:乾杯の挨拶
飲み物が入ったグラスが参加者全員の手元に渡ったことを確認して、乾杯の挨拶に入ります。
グラスを持ったまま挨拶を聞くことになるので、簡潔な挨拶を心がけましょう。
みなさま、お手元にグラスはお持ちでしょうか。 僭越ではございますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。本日はみなさんと杯を交わして大いに楽しみましょう! それではご唱和をお願いします。乾杯! |
飲み会幹事の挨拶例文4:締めの挨拶
お酒も入り、会場が盛り上がっているなか、みんなの注目を集めて宴会の終わりを伝えます。
参加してくれたことの感謝はもちろん、忘れ物の注意もひと言添えておきましょう。
二次会の店を予約している場合は、その旨と参加への案内も一緒に伝えてください。
宴もたけなわではございますが、ここで一旦〇〇の会をお開きとさせていただきます。 みなさま今日はご参加いただき、ありがとうございました。 お忘れ物などないよう、お気をつけてお帰りくださいませ。 また、まだ楽しみたい方には2次会もご用意しております。 場所はこの近くのレストラン△△で、●時からのスタートとなります。 幹事の〇〇が案内するので、お時間がある方はぜひご参加くださいませ。 |
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