宴会後に幹事からお礼のメールは必要? 気を付けたいポイントやお礼メール例文集
宴会が無事に終わって、ひと安心するのもつかの間。
幹事が最後にする大切な仕事が、来てくれた方や協力してくれた方へのお礼です。
特に仕事関係者の場合は、きちんと挨拶文を送るのがマナーです。
今回の記事では、宴会後に幹事が送る挨拶やお礼で気を付けたいことなどをご紹介します。
お礼の例文もあるので、ぜひメールを送る際の参考にしてみてください。
目次
宴会後、幹事のお礼のタイミングは?
宴会で幹事を引き受けた場合、事前の準備や当日の運営などさまざまな仕事があります。
そんな任務もなんとか無事に終え、ほっと安心して気が緩みそうになりますが、まだ大切な仕事が残っています。
それは宴会後に幹事が送るお礼です。
当日参加してくれた方や、協力してサポートしてくれた方などへの感謝を忘れてはいけません。
新しく入社した社員と親睦を深める歓迎会や、仕事関係の方たちとの飲み会など、ビジネスシーンではいろんな宴会が開催されます。
仲間とただお酒や食事を楽しむ学生時代やプライベートの飲み会と違い、仕事上での宴会はビジネスで関わる人たちとのコミュニケーションを目的とし、さらなる交流を深める大切な意味合いがあります。
特に昨今はコロナウイルス感染症やコスト削減などの事情から宴会の機会が減っています。
そんな数少ない機会をチャンスとし、きちんとお礼を伝えるようにしましょう。
こういった細やかな気遣いに、上司や同僚から「この人に幹事を任せてよかったな」と仕事をする上でも信頼度がアップするかもしれません。
幹事からお礼を送るタイミングは、できれば宴会当日の終了後がベスト。
スピーディーな対応が肝心なので、遅くとも翌日の午前中、もしくは翌日中に送るようにしましょう。
翌日が土日であったり、仕事の関係でやむを得ずお礼が送れない場合もあるかもしれません。
その場合でも、なるべく宴会後3日以内には送りましょう。
ただし、メールを送る際には「お休みのところ失礼いたします」「お礼が遅くなり、申し訳ありません」などといったひと言を添えておきましょう。
宴会後に幹事のお礼メールで気を付けるべきポイント
準備に追われた宴会が終わるとひと息つきたいところですが、お礼は早めに伝えておくのが吉。
無事に宴会を終えられたのも、周りのサポートがあってのことです。協力してくれたみなさんに感謝の気持ちを素直に伝えましょう。
もちろん口頭でお礼を直接伝えるのも良いですが、一人ひとりに伝えるのはさらに労力がかかってしまいます。
個別でお礼を送るべき人や、複数人に一括で送るリストなどをまとめて速やかにお礼のメールを送りましょう。
ここではそんなお礼メールを送るときに気を付けたいポイントをご紹介したいと思います。
幹事のお礼ポイント1:文章を形式的にしない
個別で送る場合も、複数人に送る場合もなるべく幹事自身の言葉を入れるようにしましょう。
ビジネスマナーに則ってお礼の定型文を利用するのもよいですが、あからさまなコピー文や形式的なビジネスメールではちょっぴり味気のない印象に。
せっかく宴会で交流を深めたのに、受け取り方によっては距離を感じてしまう人もいるかもしれません。顔の見えないメールならなおさらです。
宴会で楽しかったことなど、具体的にエピソードを盛り込んでメールの文面を作りましょう。
幹事のお礼ポイント2:誤字脱字のチェック
せっかく早くにお礼のメールを送っても、誤字脱字などの記載ミスがあっては台無しです。
メールの内容に不備があると、「この人に仕事を任せて大丈夫?」と相手を不安にさせてしまうかもしれません。
企業名や名前に間違いがないか、変換ミスなど誤字脱字はないかなど、送信前にきちんとお礼のメール文面を読み返して、確認するようにしましょう。
幹事のお礼ポイント3:基本は会社のメールを使う
SNSが普及したこともあり、最近は上司や先輩、同僚とLINEなどでコミュニケーションを取る人も増えてきました。
良好な関係性であっても、ビジネスシーンにおいては一定のマナーが必要です。
「LINEは通信手段として普通」と考える人もいれば、「LINEはプライベートで使うもの」と人によって大きく感覚が違うこともあります。
幹事から送るお礼は基本は会社メールを利用して、LINEでの挨拶のみは避けましょう。
幹事のお礼ポイント4:よいひと言で締める
お礼のメールをはじめ、ビジネスメールにおいて締めの文章は印象を左右する重要なポイントです。
今後の仕事での関係性によい影響を及ぼすひと言で締めましょう。
全体のバランスを見ながら、丁寧で柔らかい表現を取り入れることでメール全体が引き締まって見え、敬意や配慮が伝わる良い印象を与えます。
幹事のお礼ポイント5:参加費の詳細は明確に
参加費徴収している場合は、簡易でもよいのでお礼メールに添付して報告するとマナーがよくなります。
宴会の会費の徴収額とお店の支払い額など、収入と支出を分かりやすく簡単にまとめて報告するとよいでしょう。
お礼と同様、早めに報告するのがデキる幹事のポイントと言えます。
幹事が送るお礼メールの例文
幹事が送るお礼のメールをどのように作成すればよいか分からないという方も多いかもしれません。
基本的には宴会へ参加してくれた相手に感謝を伝えるもの。
どんなことが楽しかったか、何がうれしかったかを思い出して、自分にしか書けない文章に仕上げることでより感謝の思いが伝わりやすくなります。
ここではお礼のメールを送る相手別に使える例文をご紹介します。
幹事から先輩や上司に送るお礼メール
【件名】昨日は〇〇会ありがとうございました 〇〇部長 お疲れ様です。昨日はお忙しい中、〇〇会に参加をしていただき、ありがとうございました。 仕事の相談や〇〇プロジェクトについての内容など、色々なお話ができて勉強になり、有意義な時間を過ごすことができました。 また、△△さんと共通の趣味であるゴルフのお話まで伺えて、とても楽しかったです。近いうちにぜひご一緒させていただけると幸いです。 まだまだ至らぬところが多い私ですが、 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 本当にありがとうございました。 〇〇部 氏名 |
幹事から参加した社員みんなへ送るお礼メール
【件名】〇〇会の御礼 皆様 お疲れ様です。 〇〇部の△△です。 昨日はお忙しい中、〇〇会にお集まりいただき、ありがとうございました。 皆様のおかげで、無事に送別会を終えることが出来ました。 ××チームによる余興では大変盛り上がり、皆様と一つになって 楽しい時間を過ごすことができました。 今回幹事を務めさせていただき、至らない点が多々あったにも関わらず、 温かい労いのお言葉を多く頂戴し、感謝いたします。 今回の反省点はぜひ仕事でも活かしていきたいと思います。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 〇〇部 氏名 |
幹事から取引先の方へ送るお礼メール
【件名】〇〇会の御礼 △△△△株式会社 〇〇部 〇〇様 いつもお世話になっております。 ○○〇会社の○○です。 昨晩は、お忙しい中〇〇会にご参加いただき誠にありがとうございました。 美味しい食事とともに、○○様をはじめ皆様と 貴重なお時間を過ごせたことに心からお礼申し上げます。 また、弊社のサービスに関する日頃のご意見や××プロジェクトの件のお話も 伺うことができ、大変に勉強になりました。 微力ながら、御社ビジネスの一助となるべく誠心誠意努めてまいりますので、 今後とも、何卒よろしくお願いいたします。 大変略儀ではございますが、 まずはお礼かたがたご挨拶申し上げます。 ○○〇会社 〇〇部 〇〇 |
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