幹事さん必見!知っておきたい忘年会や新年会などの宴会の挨拶の種類と重要ポイント
忘年会や新年会など、会社の宴会では始まりや終わりの挨拶があります。
そんな会の幹事に指名されたら、誰にどんな挨拶をお願いしたらよいか不安になりますよね。
スムーズな進行のためにも、実は宴会の挨拶の段取りはとても大切です。
普通の飲み会と違って要所要所に挨拶があることで会全体が引き締まり、メリハリが生まれます。
また宴会で挨拶をすることになって、何を話したらよいか悩んでいる方もいるかもしれませんが、基本的に長い挨拶をする必要はありません。自己紹介とポジティブな話を少しするぐらいで良いので、「みんなと今日の会を楽しもう」という気持ちでリラックスして臨んでください。
今回の記事では、幹事さんに向けて宴会における挨拶の種類を詳しく紹介したいと思います。
それぞれ誰にお願いするべきか適任者や挨拶のポイントがあるので、挨拶の例文もあわせて参考にしてみてください。
目次
幹事必見 挨拶の種類1:開宴の挨拶
新年会や忘年会、歓送迎会など、どんな宴会でも基本的な流れは同じです。
まずは開始時間に参加者がそろっているのが確認できたら「開宴の挨拶」を行い、宴会をスタートさせます。
挨拶が終えたら、続いてはじめの挨拶をお願いしている人を紹介しましょう。
適任者とポイント
司会者がいる場合は司会者に開宴の挨拶をして、はじめの挨拶へと流れるように案会をしてくれます。司会者を特に立てていない場合は幹事が司会者となって、挨拶をしましょう。
開宴の挨拶では開会宣言をしたあとに簡単に自己紹介を行い、分かりやすく簡潔に話すのがポイントです。
改めて今日はどういった集まりの会なのかをさりげなく挨拶に入れるのもよいでしょう。
この後に挨拶が続くので、開園の挨拶は20~30秒のくらいの簡単なものでOKです。
また明るく元気に挨拶をすることで場の緊張感が解け、会場の空気を温めてくれます。
全員参加の出し物などを要している場合は、簡単に当日のタイムスケジュールを紹介するのもおすすめです。
開宴の挨拶 例文
「本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。
ただいまより、〇〇の会を始めさせていただきます。
本日の幹事及び司会進行を務めさせていただきます、××部の△△と申します。
不慣れな点があるかもしれませんが、みなさんと最後まで盛り上がって参りたいと思います。
それではまずはじめに、代表の◇◇さんに挨拶を頂戴したいと思います。
◇◇さん、どうぞよろしくお願いいたします。」
幹事必見 挨拶の種類2:はじめの挨拶
開宴の挨拶に続いて行われるのが「はじめの挨拶」です。
適任者とポイント
はじめの挨拶は社長や部長など、一番役職の高い方が行います。
お酒も料理もまだお腹に入れていない状態で参加者もお腹を空かしているので、スムーズに会を進めるためにも挨拶は5分程度にまとめるのがベター。
はじめの挨拶はつい話が長くなってしまうもの。心配であれば、幹事から事前に「挨拶は3分以内にお願いします」と伝えおくとよいでしょう。
開宴の挨拶 例文
(新年会の場合)
「新年あけましておめでとうございます。
本年もみなさんと新たな年を迎えられたことを心から感謝いたします。
競合社が増えて厳しい状況のなか、我が社のサービスが業績を上げられたのも皆さんの協力あってのことです。
今年はプロジェクトが本格的に始動する大切な一年となります。
どうか社員一丸となって頑張りましょう。
皆さん一人一人が力を発揮し、精一杯仕事に取り組んでいただけるようお願いいたしまして、私から新年の挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。」
幹事必見 挨拶の種類3:乾杯の挨拶
宴会のなかで乾杯の音頭を取るために「乾杯の挨拶」が行われます。
みんなで一斉に「乾杯!」と盛り上がるシーンなので、楽しく乾杯ができるよう挨拶も大切なポイントとなってきます。
適任者とポイント
会社で行う宴会など、ビジネスシーンでは基本的に三番目に役職の高い人が担当します。
会によっては開宴の挨拶のまま同じ人が乾杯の音頭をとるケースも。
開宴の挨拶と同じく、こちらも長くなるのは望ましくないので、手短に行うのが理想です。
乾杯をしないと飲み物や料理に手を付けることが出来ず、参加者は手にシャンパングラスやビールジョッキを持ったまま話を聞くことになります。
だらだらと話が続くと「いつ話が終わるの?」「早く食事がしたい…」と重たい空気が流れるので、さっと挨拶を済ませて大きな声で元気よく乾杯を行いましょう。
乾杯の挨拶 例文
「ただいま、ご指名いただきました●●部署の△△です。
僭越ではございますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。
本日はみなさんと杯を交わして大いに楽しみましょう!
それではご唱和をお願いします。乾杯!」
幹事必見 挨拶の種類4:締めの挨拶
いったん区切りをつけて、宴会をお開きにするために行われる締めの挨拶。
最後に改めて司会者や幹事から挨拶がある場合は、「中締めの挨拶」とも呼びます。
適任者とポイント
締めの挨拶は、役職の二番目に高い人が行うのが基本です。
お酒や食事が進み、参加者もすっかり心が解れて盛り上がっている宴会の後半。
食事や会話に気を取られて会場内がガヤガヤしていることも多いので、みんながちゃんと聞き取れるようにはっきりと大きな声で挨拶を行いましょう。
また、手締めの音頭で終わりにすることが多いのが日本の宴会スタイル。
やった方がいいのか、例年はどうだったのか、事前に上司などに確認しておくとよいでしょう。
締めの挨拶 例文
「僭越ながら締めのご挨拶をさせていただきます。
宴もたけなわではございますが、ここでいったんお開きとさせていただきます。
本会を企画、準備してくださった○○さん、ありがとうございました。
では最後に皆様のご健康と益々のご活躍を願って、一本締めさせていただきます。
それではみなさん、お手を拝借!
よーぉ(一本締め)!
ありがとうございました。」
挨拶をお願いする時の幹事マナー
前述でご紹介したとおり、宴会の挨拶はそれぞれ適任者がいて誰に頼むかははある程度決まっています。
きちんと参加かどうか確認した上で、お願いをするようにしましょう。
宴会が決まれば、なるべく早めにお願いをしておくのがマナーです。
また当日も直前に「今日はよろしくお願いいたします」とお願いをしておくと好印象です。
挨拶が終わったあとも、お礼を伝えるようにしましょう。
お客様の願いを叶える幅広い宴会に対応
― 笑いあり涙ありのオーダーメイド型ホテル宴会 ―
道頓堀ホテルでは、4~220名までの宴会会場を完備。有機野菜を使ったシェフ自慢の中華料理や和食コースのほか、70種類のドリンクを用意しています。ゲームや出し物、感動のDVD作成などのサービスで、笑いと涙に包まれる宴会を演出し、できる限りのご要望に応えて心に残る宴会をお手伝いさせていただきます。
経験豊富なプロの宴会プランナーが幹事さんをサポートするので、不安なことや分からないことは何でもご相談ください。
宴会のお問い合わせ・ご予約について
電話でご相談を受け付けているほか、HP内にある予約フォームよりいつでもご予約を承っています。
ご質問やご相談もお気軽にお問合せください。