仕事の宴会での締めの挨拶について解説! 知っておきたいポイントと例文
歓送迎会や忘年会、新年会など、仕事の宴会では最後に締めの挨拶があります。
「中締めの挨拶」や「締めの挨拶」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか
今回の記事では、そんな締めの挨拶について解説していきたいと思います。
挨拶のマナーとして気を付けたいポイントのほか、参考にできる挨拶の例文もご紹介いたします。
目次
宴会の締めの挨拶はいつ誰がする?
宴会では多くの人が集まり、食事と歓談楽しみながら時間が過ぎていきます。
宴会の最後に行う締めの挨拶は、その会を締めくくる重要なシーンです。
幹事になったら、誰に挨拶を頼めばよいか悩む方がいるかもしれませんが、道頓堀ホテルで行われる宴会では一番年上の方が締めの挨拶を行うケースが多く見られます。
宴会の初めにする開会の挨拶は一番上の役職の方が行うことが多く、締めの挨拶は2番目に役職の高い方が行うことも。
また、宴会の締めの挨拶には「中締めの挨拶」と「締めの挨拶」の2つがあります。
それぞれどういった違いがあるのか、またどういう目的なのかを以下で解説いたします。
使い方が違うので、締めの挨拶を任された人はきちんと流れと意味を把握しておきましょう。
宴会の中締めの挨拶とは
中締めは宴会で一区切りつけるために行うもの。
本当の締めではなく、宴会が終わりに近づいてきたことの合図となります。
また、早めに退席したい方が出やすくなるための配慮でもあります。
一旦終わりの挨拶をして、そのタイミングで退席する人は会場を後にします。
宴会の締めの挨拶とは
締めの挨拶は宴会の終了を告げることが目的です。
終了を告げるとともに、会に参加してくれた方たちへお礼も伝えます。
また、宴会の後に二次会がある場合はその旨も伝えること。
参加するみんなが会場をスムーズに後にできるよう、場所や時間など分かりやすく伝えましょう。
宴会の締めの挨拶で気を付けたいポイント
締めの挨拶は宴会の終わりを告げる大切なシーンです。
お酒も進み、歓談で参加者が盛り上がるなか、スマートに挨拶をして気持ちよくその会を終わりにしたいですよね。
締めの挨拶での話す内容や話し方など、ちょっとしたコツでその人の印象は変わります。
とくに会社などビジネスシーンにおける挨拶では印象を良くしておきたいもの。
ここではそんな気を付けたいポイントをいくつかご紹介したいと思います。
「この人に締めの挨拶をしてもらってよかったな」と思ってもらえたら、大成功です。
今後の仕事のやりとりにも関わるかもしれないので、気を抜かずに以下のことに気をつけながら万全の準備で臨みましょう。
だらだら話さない
宴会の最後は、参加者のみんなも話が弾んで楽しくなっているころ。
そんな良い雰囲気を壊さないように、伝えたいことをなるべく完結にまとめましょう。
だらだら長く話しては、「いつ終わるのだろう…」と少し間延びしてその場が白けてしまいます。
手短に済ませて、楽しい雰囲気のまま終えましょう。
しっかり大きな声で
基本的なことではありますが、挨拶はとにかく大きな声で分かりやすく話すこと。
人は緊張すると小さな声になったり、早口になってしまうことも。
リラックスしてゆっくり話すことを心掛けましょう。
ハキハキとした挨拶は見ている方も気持ちよく、好印象につながります。
二次会の案内も忘れずに
宴会の後に二次会がある場合は、その二次会についての案内をしましょう。
あらかじめ案内をしていれば理解している人が多いかもしれませんが、なかには参加を迷っている人や、内容を把握していない人もいるかもしれません。
「誰が参加するの?」「みんなは行くのかな?」とみんなが不安にならないよう、「できる限り参加できる方はぜひ」と誘いを入れて二次会への気軽な参加を促すとよいでしょう。
また宴会の会場から場所が離れている場合は、開始時間や二次会会場への詳しい行き方、移動方法なども分かりやすいようにアナウンスしましょう。
宴会の締めの挨拶の例文
宴会の締めの挨拶をいざ任されたら、「何を話そう…」とどんな挨拶にするべきか迷ってしまいますよね。
スピーチが不安な人は、例文を取り入れてみると大切な場面で失敗しません。
中締めの挨拶と締めの挨拶の例文をそれぞれご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
中締めの挨拶の例文
宴もたけなわではありますが、時間が参りましたので中〆させていただきます。 本日はお忙しいなかお集まりいただき、ありがとうございました。 またこの会をご準備いただきました幹事のみなさまに感謝申し上げます。 それでは本日ご参加頂きありがとうございました。 お集まりいただきましたみなさまの健康とご多幸を祈念して 一本締めで〆させていただきたいと思います。 みなさま、お手を拝借!「いよーおっ!」(※全員で手を叩く) ありがとうございました。 |
締めの挨拶の例文
本日の宴会はお開きにしたいと思います。 みなさま、本日はありがとうございました。 まだまだ飲み足りないという方には、この後に二次会も企画しております。 ○○の方で予約してありますので、時間に余裕のある方はぜひご参加ください。 |
宴会の締めの挨拶で行う手締めとは
締めの挨拶の例文に「一本締め」というものが登場しましたが、みなさん一度はやったことがあるのではないでしょうか。
一般的な宴会では一本締めで終わることがほとんどです。
そもそも手締めは日本の古くからの風習の一つで、無事に物事が終わったことを祝ってみんなでリズムに合わせて手を打つ儀式となります。
ここではそんな手締めにおける「一本締め」、「三本締め」、「一丁締め」のやり方をご紹介いたします。
一本締め
1.「お手を拝借」
2.「いよーおっ!」
3. パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン(※全員で手を叩く)
4.「ありがとうございました」(※全員で拍手)
三本締め
1.「お手を拝借」
2.「いよーおっ!」
3. パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン(※全員で手を叩く)
4.「いよー!」
5. パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン(※全員で手を叩く)
6.「もう一丁!」
7. パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン(※全員で手を叩く)
8.「ありがとうございました」(全員で拍手)
一丁締め
1.「お手を拝借」
2.「いよーおっ!」
3. パンッ(※全員で手を叩く)
4.「ありがとうございました」(※拍手はしない)
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